【FGO】CEDEC2018、問題のユーザーを捨てるセッションについて

2018年8月29日

 

さゆっとです。

 

各出版がニュースなり記事なり出し始めたので、僕も書いていきます。

一応、撮影禁止、SNS禁止のセッションだったから、ルール違反を助長するように違反者の画像借りるのも癪なんで。

 

突貫で書くので、文量が足りないのは許してください。

 

「ディライトワークス、FGO PROJECTをプロデュースする。~ Fate/Grand Order 成長の軌跡 2015-2018 ~」

 

全体を通して

 

そもそもこのタイトルに笑わされてしまいますが。

開発者向けの技術交流に持ってくるかね、とは思います。

いっつもこういうセッションではここだけセミナーじみたことやってるけどさあ。

 

語れる技術が無いにしろ、場違いだよなあって感じますね。

もちろん売上げがあって大人気ゲームなのでそのプロダクトをアピールしてくのはなんも間違いじゃないけど、技術カンファレンスでやることか?と常々言いたい。

 

 

庄司パート

 

我々は素人だから大変だったよ~って話です。

どうでもいいですね。

 

石倉パート

 

先にこっちから。

 

無駄にカタカナを使うな。

 

代理店を入れないってのは間違っていないと思うけど、入れた方がマシになりそうな気もする。

内容よりイベント運営周り。

 

 

塩川パート

 

最初期メンテの画像、それ一般ツイッタラーが作ったやつ流用してない?っていうがまず。

 

そして件の『捨てる、プロデュース。』

 

ツッコんでいきたいですね。

このプレゼンを塩川氏が作ってるんだとして、言葉遣いが登壇者として相応しくないんですよ。

『外圧』にしろ『ユーザーを捨てる』にしろ。

炎上マーケティングは捨てないのかよ、とめっちゃムカつきますね。

 

予測可能でありきたりな企画・運営を捨てる項について、ユーザーの予測を裏切るのは、期待に応えてからにして欲しい。

悪い方向にも裏切ればそれはありきたりでない、とか屁理屈だろうが。

前例が無いことってのは、その多くの場合考えられた上でやらなかったことなんだよ。

ブレイクスルーだと思ってんのは自分達だけかもしれないと気付いてくれ。

 

てか予想できないことやりゃあいいってもんじゃないだろ。

プレゼン原稿書くのに御社謹製エンピツ使ってくれ。

 

他のソシャゲがやってることは捨てる項について、うだうだ言ってないで良いところは取り入れていけや。

それを言えるだけの技術的土俵に立てや。

 

まあこれは要するにスカチケとか天井とか、そういう辺りの話で、名目上そういう高レア高ステータスに頼らなくても充分楽しめるから導入しません、実際はどんなゴミでもガチャやれば回るからってことなんでしょう。

舐められたものですね。

サーヴァントとの出会いは縁だから論者の皆さん、良かったですね。

 

らしくないことは捨てるの項について、僕はこのゲームが始めてFateであることを知りましたね。

もうそろそろFateだと思ってやってる人いなくなったと思うんだけど。

 

他ユーザーと戦う要素は捨てる項について、8割は同意します。

ギルド戦とかランキング戦とかやられたら、僕も流石にすぐ止めるもん。

 

戦わず協力したり楽しむ方向性として、レイドバトルとか時限シナリオとかを試してるのは良いと思うよ。

内容は置いといてな。

 

しかし、自分との戦いを楽しむ、と運営側がFGOを定義付けるのはおかしいんじゃないですかね。

素材を周回するにしても、イベント周回するにしても、苦行みたいなモンを自分との戦いって納得させようとするんじゃねえ。

楽しませるデザインを作る努力をまずしてくれや。

 

ユーザーを捨てる項について、こういう言葉は使っちゃ駄目でしょ。

演説のセオリーとは言え、社内会議じゃない、外に出すスピーチを行ってる自覚は無いんですかね。

 

楽しんでるユーザー側もクエスチョンマークだと思うよ、これは。

 

つーかこの言い回しに対して、「よく言ってくれた!」系の賛同をしてる人は妄信者なんですよね。

やらせてもらってるんだから文句言うな、言うくらいなら止めろ、は暴論でしかない。

楽しいです、FGO大好き!ってやって周りの文句言わない奴等と馴れ合ってるのが心地良い、なんなら一番いらないユーザー層なんですよ。

 

真意がどうであれ、捨てるという言葉が使われた以上、妄信者がそれを振りかざして魔女狩りのごとく気に入らない奴等を潰していくことなんて明白じゃないですか。

極論、9部9厘楽しくやってても、宝具撃つと重くなるな~、直してほしいな~って言っただけで、お前偉大なるFGOに楯突いたな?捨てられるべきユーザーだ、死ね、となるわけです。

 

APPBANKの記事でも書かれてましたが、「今、『FGO』を楽しんでいないユーザー」イコール「今、『FGO』を遊んでいないユーザー」であると口頭で説明したとは言え、じゃあそう書けよ、と。

今遊んでいるユーザーに最大限楽しんでもらう、とでもすればどこにも角が立たないでしょ。

 

アクティヴユーザーありきなので、好意的に解釈して間違ったことではないです。

今遊んでない、もう遊んでいないユーザーに対しても魅力的に見える施策とか雰囲気作りは、やっぱアクティヴが楽しめてなんで。

 

だからこそ、もっと言葉を選んで、チャチな炎上マーケティングから脱して欲しいと僕は思います。

 

こう意見を述べるだけで、捨てられるべきユーザー判定がなされるんだからたまったもんじゃない。

 

まとめ

 

スタート地点に立ち返ってくれ。

 

なぜ我々が初期から見捨てなかったのか。

それは楽しんでない奴捨てるとか言ってたからじゃないだろ。

 

 

今回のセッションにカノウ氏が出席してないのは、これまでの技術面プロデュース面で語れること何もないからってのが一番だと思うけど、じゃあカノウいないなら『捨てる、プロデュース。』と題してユーザーを焚きつけ、ヘイトは旧プロデューサー陣で持っていこう、みたいな戦略だとしたら、気に入らんけど上手だなあ、って思います。

第2部以降のムーブを見てると、あながち無い話ではないと思うんだよな。

 

 

あとがき

 

傍から言わせてみりゃ楽しんでないユーザーの僕ですが、水着イベントも飽きフリクエ行くか~ってそろそろなってます。

自分との戦いなので。

 

 

以上。