【雑記】『はたらく細胞』のオタクは献血に行け
さゆっとです。
どうもこんにちは、社会派ブロガーです。
本当はもうちょいタイトルをセンセーショナルにしたかったんですけど、そこは良心というか矜持というかで。
内容ですが、タイトルの通りです。
最近『はたらく細胞』ってアニメが流行ってるらしいですね。
てか、『血小板』ってキャラクターが流行ってるみたい。
あらかわいい。
内容とかなんで流行ってるかとかには全然興味ない、つーかアニメも原作も見てない興味ない僕みたいなのに論じられてもウザいだけでしょ。
取り敢えず言いたいことは、これで多少なりとも人体?体内?に興味を持って、ネタだとしても「ボキの体の中の血小板ちゃんかわゆいーーー」って言ってるくらいなら、もうちょい先まで興味を延ばして、献血に行ってくれ、ということです。
目次
献血のメリット
ただ、必要な患者さんがいっぱいいて、常に血液は不足しているから行ってほしいと言っても、別に心に響かないと思うんで、メリットの列挙から。
人様の役に立てる
まず、これを一番に挙げます。
誰かのために、見ず知らずの人間の役に立てる、っていうのは人間なんで大事だと思うよ。
自分が消費するのは血液と時間だけで、人命が救われるんだから安いモンでしょ。
僕が初めてやったときの理由はこれです。
なんせ何も人様の役に立てないゴミなので。
健康の管理が出来る
献血した血液は、そのまま輸血に使うわけではなくて、色々中身の検査をしてから使用されます。
ABOの血液型とかRhはもちろん、もっと詳細に血液型って決まっててそれを調べたり、健康診断でやるようなコレステロール値とかそういうのも調べます。
医療機関に行ったらお金を払ってその検査をやるわけだけど、無料で出来る。
若いのだとあんまりこういう健康診断しないと思うから、こういう機会で健康に役立てていくことも出来るよ。
あと、最近って出生時に血液型教えられないんですね。
母親の血液型が出る可能性があるからなんだけど。
それで、自分の血液型知らない人も多いワケ。
試しにそれ調べるだけでも行ってきたら?と思います。
その他
大きなメリットは上記2つ。
他には、あんま言うと乞食みたいで嫌だけど場所によって粗品もらえるとか、何十回かやる度に記念品もらえるとか。
週末スーパーとかに来てるバスだったりすると、卵とかティッシュとかもらえることもあります。
数値が足りなくて出来ないお母さんのために卵をもらってきてあげよう。
そんな感じです。
看護師さんにもよるけど、基本的に献血やるような暇人はジイさんバアさんしかいないので、結構気を使ってくれるので安心してね。
献血の注意
デメリット、というかちゃんと知っておいてほしいこともあるので、これも述べます。
やりたくない人を無理して誘わない
大学にバス来たこととかある?
ああいうのって友達と一緒に行ったりすると思うんだけど。
友達同士で行くから、注射苦手だけど言い出せないで献血してしまって、具合悪くしてるってのはよく見ました。
隣のベットで倒れてたり、検査してるとこで倒れてたり、ままあるんですよ。
血管迷走神経反応って言って、苦手な人が無理してやると失神するのね。
てか特に苦手だと思ってなくても何故か倒れる人、たまにいるらしいしね。
ガキがじゃれてて、手が目に入って一気に冷える、みたいなのあるじゃん。
ノリ悪~、とかじゃなくて、すげー冷えるし、無理やり連れてきた奴が悪いし、命に関わるからやめろな。
体調を整えてから行け
上の内容と被るけど、具合悪くなるときは誰でも悪くなるんだわ。
前は大丈夫だったとか、そういうの無いから。
何回かやって調子乗ってくると、朝ごはん抜いてるとか、全然寝てないとか、病み上がりとかでもやりだすんですよ。
やめろ、倒れるぞ。
大学生とかいうクソガキならまだわからんでもないよ、クソガキだし。
ジジイババアでも無駄な自分への信頼みたいなのあって、あのオッサンマジかよみたいなのあるからな。
ああはなりたくない。
僕はちゃんと万全で行きます。
何故なら看護師さんに迷惑をかけたくないので。
話をちゃんと聞け
受付のときとか、問診とか、全部だけど、話をちゃんと聞いてちゃんと答えろ。
適当にハイハイ言って流すなよ。
あ、この薬飲んでた、みたいなのやると看護師さんが面倒そうな紙引っ張り出して処理することになる。
お前のせいでインシデントになるんだぞ、それを自覚しろ、と僕はクソジジイどもに言いたい。
その他
この辺の注意が、僕が見たことあってこいつ献血止めろやって思った人達のアレです。
あと、献血してるくらいで偉そうにしてるジジイとかな。
お前が偉いんなら僕も同じくらい偉いんだから黙ってろや、と。
皆さんには献血をしてほしいけど、来てほしくない人になってほしくないので、注意してね。
普通にやってりゃなんも問題ないんだけどな。
まとめ
ということで、献血が趣味の僕が、若い君達も献血してねと勧めてみました。
なぜ勧めるのか。
血液って常に足りていないんですよ。
輸血する、と聞いてイメージするのは赤いパックだと思うんですけど、あれは全血製剤って言って消費期限が21日なんですよ。
他にもそれを3つの成分に分けて使われるんですけど、中でも血小板ちゃん、血小板製剤は何日保つと思いますか。
4日なんですね。
保存できないけど、提供された手前廃棄することはできないから、常に必要量ギリギリで保持してなくちゃならない。
だから足りないんです。
君達の血小板ちゃんはそれだけ必要とされているってこった。
特にお盆で足りてない時期でもあります。
『はたらく細胞』で興味を持ったら、その興味で他人を助けられるということを知ってくれ。
僕は献血するのが趣味のひとつで、血液センターに知り合いがいる程度の立場なんですが、シェアするような趣味ではないけど人口が増えたらありがたいなあ、と思ったのでこういう記事を書きました。
iPS細胞での人工血液の実用化はまだですが、臨床レベルの大量生産が可能となるのもそう遠くない未来だと思います。
そうなっても、安全の観点やコスト等の理由から献血は当分なくならないと思います。
科学が発展するまで、文字通り身を削って人助けしようじゃないか、というお話でした。
あとがき
さゆっと氏のブログはためになるなあ。
いつもはどんな記事書いてるんだろう、さぞハートフルな記事なんだろうなあ。
(記事の高低差に鼓膜が破れる)
以上。
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