【映画感想】若おかみは小学生!
さゆっとです。
サーヴァント評論とか前回イベントのリザルト報告もおざなりに、映画感想記事です。
ゲームやる気なくなったとかでは全く無くて、むしろ逆。
ギル祭頑張って周回してるから更新する間隙がなかったんですよね。
とはいえ、なんか更新しないのも決まりが悪いので、評判になってる映画を見てきた感想を書いていきましょうというワケです。
いつも通り浅瀬の感想ですが、もし見に行ってみようかなと思ってくれれば幸いです。
作品情報
ようこそ春の屋へ!
累計発行部数300万部超の大人気児童文学シリーズ、待望のアニメ映画化!
おっこが若おかみとして成長していく笑いと涙の物語―
公式HPより
あらすじ
あたしが<春の屋>の若おかみ!?
事故で両親を亡くし、おばあちゃんの温泉旅館<春の屋>にやって来たおっこ。
ユーレイのウリ坊のお願いで、若おかみとして修行をはじめることに・・・!?
公式HPより
元々原作の小説の方は愛読者でして、ちょっと見てみたいなあみたいなのはあったんですよね。
アニメも春にやってましたがそれは見てなくて、興味度合としてはその程度でした。
正直映画見るよりアニメ見る方がハードル高いからさあ。
で、機会があったら見ましょうかくらいでいたところ、アニメオタクの口コミで良作だという話を聞いて、機会を作りました。
どーーーーーーせまた無語彙の尊みキッズが持ち上げすぎてるだけだとは思いましたが、好きな作品だしじゃあ見ましょうか、と。
感想
良かったですが、ひたすらに辛かった。
徹頭徹尾、胸が締め付けられるような苦しみ。
おっこの境遇にだったり、若おかみとして頑張る健気さだったり、一概にどういう苦しさかとは表せないものを味わい続けながら、最後まで別れの辛さがある。
でもおっこはそれを全部自力で乗り越えちゃうんですよ、若おかみだから。
子ども向け作品特有の剛靭メンタリティはどんな壁にだって負けないんです。
それが辛くて辛くて。
なんでおっこがこんなに辛い目に遭わなきゃいけないんだよ、もっと幸福なことばかりあってくれよ、と思いました。
今回も例のごとく事前情報なにもなしで行ったんですけど、アニオリのハートフルコメディパートだろうなと思ってたんですね。
全く違って、本当に最初から最後までやられて、ビビり倒しました。
ゆえに、ストーリー上の重要ポイントを拾った場合に悲劇は避けられないわけで、凝縮されてしまってるんですよね。
それが悪いことではなくて、本当におっこだけを中心としているから成り立っていて過不足がないんですよ。
そういう意味で原作まったく知らない人でも楽しめる点は敷居が低くて良いです。
約90分にまとめ切れていることが驚きでした。
お客さんが大幅に削られるのはわかっていましたが、恋愛パートにひとつも触れないところの思いきりの良さ。
真月との関係性をガッツリ削りながらも後半エピソードに説得力を持たせたところはすっげえ以外のなにものでもないです。
キャラクターファンにとっては不本意な部分があるかもしれませんが、作品ファンなら構成に感動してしまうと思います。
映画ファンなら是非見てほしいなと思える作品です。
あっさり見れる長さで映像美で殴ってくるようなアニメ映画ではないので、見疲れみたいなものがないのも勧めやすい。
惜しむらくは『アニメ』だから、その心理的障壁。
こんだけ評判になっても、オタクが誉めそやしてるだけだからと思って、だ~れも見ない。
お前らの褒め方も紋切り型でダメなんだけどな。
あと、平日は朝イチ8:45からしかやってない。
せめて小学校終わったあとの16:30とかからやってくれ。
今日見たときもオッサンしかいない平均年齢40オーバーの空間で、僕は『愛しのアイリーン』を見に来たのか?ってなったからね。
もうちょい対象年齢層も見やすい時間帯にやってたら10倍は流行ってるんじゃないかなあと思います。
是非見てきて、流行らしていこうな。
僕は多分もう一回見に行きます。
まとめ
原作を買いたい。
講談社青い鳥文庫なので非常にお安い。
で、『茄子 アンダルシアの夏』見たことないので、見てみようかしらと思いました。
アニメ映画はジブリくらいしかみないなあって人も、ジブリと比較してやる気満々でいいから見てほしい。
抵抗が無いなら、間違いなく今年の邦画で五指には入る作品、見てほしい。
親子で見に行ったら親が号泣しちゃうやつだと思うんで、是非お子さんと見に行ってみてください。
そんくらい、これは大人向けに作られている。
親と子では、場面で思う感情が大きく違うと思います。
それもまた楽しいんじゃないですかね。
アニメもアマプラで見れるっぽいので、是非どうぞ。
あとがき
ギル祭ももうちょいだし、頑張ってこうね。
以上。
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